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オンプレミス型VSクラウド型、メリットとデメリット

CTIシステムの導入に際しては、初期費用とその後のランニングコストは非常に重要な問題です。

CTIシステムは現在、サーバを設置するオンプレミス型と、サーバー不要のクラウド型(ASP)の二種類があります。

導入の費用で見ると、オンプレミス型とクラウド型で大きく異なるので、両者のメリット、デメリットをよく勘案して検討することが大切です。

オンプレミス型の場合は、「買取費用+年間保守費用」という仕組みであることが一般的で、初期費用や運用コストは高くなりますが、発信番号通知制限が少ないことや、既存の設備との連携させるための開発を新たに行い、独自のCTICRMのシステムを構築したい場合に適しています。

クラウド型は「初期費用+月額」で、導入後は席数に単価を掛けた月々の定額制となっていることが多いようです。

専用サーバによる契約と1サーバに複数の企業がサーバ共有をしている場合があり、後者の場合だと初期費用がおさえられ、短時間で導入が完了するのがクラウド型のメリットです。

半面、共有サーバを運用する場合、既存システムとの連携がとりづらく、かつ自社での運用以外のサーバ負荷が懸念されます。

専用サーバによる契約だと1サーバに対し1契約であるため、既存システムとの連携や自社運用面における懸念が大幅に軽減されます。

近年におけるCTIの運用方はオンプレミス型からクラウド型へ移行している側面があるため、クラウド型を選ぶ際は専用サーバを選ぶのが得策と言えます。

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